お取引先にご挨拶し、競合他社(?)の動向をチェックし、
グリーフケアギフトになるような商品がないか探すのが目的です。
名古屋から上京しての参加なので、滞在時間は限られ、
広大な会場を早足で歩きまわることになるのですが、
時には思わぬ出会いに恵まれます。
今回、つい足を止めて見入ってしまったのが、有限会社第一創芸様のブースにあった「スタイルふくさ」。
「ふくさもドレスアップしましょう」がキャッチコピーで、
ビビットな水玉やレースでいろどられた様々なふくさが展示されていました。
幸運なことにデザイナーの方がいらっしゃり、お話させていただくことができました。
私も「新しい形の喪のギフトを提案しているんです。
でも、時々"本当にこんなものを贈ってもよいのでしょうか"という声をいただいて…」
と話しかけると
「ああ、ふくさは自分で持つものですが、贈り物は難しいかもしれませんね。
でも私、こういうものも変わっていく時代だと思うんですよ。
タブーのある世界だからこそ、やったもの勝ち、提案したものの勝ちだと思うんです」
とお返事が。
短い時間でしたが、「同じことを考え、形にされている方がいる」と勇気をいただくことができました。
あの大きな会場では、こんな風に大小さまざまなドラマが生まれているのでしょう。
「碧香堂もいつか出展する側にまわりたい」と思った出来事でした。
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