2015年11月13日金曜日

いたちごっこ

先週、碧香堂はメッセナゴヤ2015という展示会ではじめてのチラシ設置を行いました。

名古屋市の「デザイン活用支援事業」の紹介コーナーを使わせていただけたのです。
事業の概要を説明するパネルの前に
この展示会は4日間行われるのですが、私が現地に行けるのは2日目だけ。

開催前日までにブース責任者の方にお渡しできたチラシは50部弱。
2日目の朝に行ってみると、残りがとても少なくなっていました。
「これではいけない!」と持参したチラシ300部を追加で設置。


しばらく他のブースをまわった後、夕方再びチラシの様子を見に来ると、また激しく減っていました。
ざっと見て200部は減った様子です。
「こんなに減ってる!」
「私が見ている間はそんなに人通りがないのに、いったいどんな人が持ていったのだろう!!」
「明日も補充しなければ・・・!」

戸惑いながらも喜んだ私は、翌日の朝、展示会に行く同僚に碧香堂の追加チラシを託しました。
その数ざっと300部。
最終日まで在庫が足りるのか心配ですが、そんなにたくさんチラシは刷らなかったのだから仕方ありません。

「置いておくだけれあんなにはけるなんて、もっと刷ればよかった!」とやきもきしていると
facebookで元の職場の同僚が写真付きで私のチラシ設置の様子を投稿してくれました。
なんと、またしても残り100部弱に減っているではありませんか!

「あの写真は何時ぐらいのものなのだろう」
「最終日が一番人出が多いと聞いている。私は重大な機会損失をしてしまったのでは」
しかし会場に行くことはかなわず、私はひとり悶々としていました。


そして翌週。ブースの責任者の方と打ち合わせをする機会がありました。
私が開口一番「チラシ、あんなにはけるなんて感激です。追加しても追加しても、なくなっちゃって!」
と伝えると、責任者の方は苦笑しながら教えてくれました。
「犯人はかとうさんだったのですね。
チラシって沢山置いてあると誰ももらってくれないんですよ。
残り少ないと思わせないと取って行ってもらえないんです。
僕が少しだけ置くようにして様子を見て補充しようとしていたのに、見る度にどーんと増えていて、
一体誰が!と頭を抱えていたのです」

なんと。そんな工夫をしていただいていたとは。ということは私が追加したチラシは・・・・。
混乱する私に向かって、彼は容赦なく言いました。
「500部ほど残ってますので、今度取りに来てくださいね」

来週取りに伺います。


ps.ちなみにチラシは、年配の方々が文例に目をとめて「こういうの必要なのよね」と取って行ってくれていたそうです。

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