母の日が終わりました。
お母さまを亡くした方も辛い日だったと思いますが、
唯一の子供を亡くした元・母親にとっても、ちょっとしんどい一日です。
一度母親になるとその感覚はなかなか失われないもの。
母性的な気持ちはまだ残っているのに、自分は世間から母親とみなされない。
なんだか悲しいことであるよ、と毎年思います。
けれど今年は違いました。
私の事情を知っている、とあるメーカーの担当営業さんが
来場者に配るカーネーションのバスソルトを私にもくださったのです。
とっても自然にさりげなく。
私にとって1回目の母の日は出産直後で(+夫も気の効く人ではなく)
2回目の母の日は入院中。
3回目の母の日は死別直後。
一度も母の日のプレゼントをもらったことがなかった私にとっては
初めての母の日のプレゼントです。
「もらってしまったら複雑な気持ちになるかもしれない」と危惧しましたが
そんなことはなく。
ただただ純粋に嬉しかったです。
これが時の力というものなのかもしれません。
3月下旬の息子の命日から始まった私の命日反応シーズンもこれでひと段落。
「自分を労わるシーズン」も終わったので、精力的な活動を再開しようと思います。
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