ようやく碧香堂メンテナンスの時間が確保できた先週。
トップページの改編に取り組みました。
(↑クリックで碧香堂TOPページへ飛びます)
「グリーフケアギフト」という聞きなれないコンセプトを理解していただくために
ギフトの使用シーンを中心にスライドショーで表現しました。
ショップページの作成に着手したばかりの1年半前。
創業仲間に紹介された「元・楽天ショップ運営アドバイザー」という方に
「使用シーンがわかる写真があった方がよい」とアドバイスをしていただきました。
しかし、商品撮影にも四苦八苦していたカメラ初心者の私。
あれから1年半後にようやくいただいたアドバイスを実現することができました。
そして、そんなアドバイスをしてくれた彼とは、今年の6月から同僚に。
同じ「愛知県よろず支援拠点」で、彼はEC、私はITの相談を担当しています。
そして、この度「ネットショップを始めてみよう」というセミナーで2人で講師を務めることになりました。
(↓クリックするとfacebookのセミナー告知ページに飛びます)
2014年11月12日水曜日
2014年11月6日木曜日
10月の出会い
講師として講演に呼んでいただいたり、セミナーを開催したり。
10月は、人前に立つお仕事が続きました。
創業の動機を話す時以外は、活き活きと働いていた以前の自分のよう。
けれど、私にとって10月は、待望の退院を待ちわびながら、お礼と記念のお菓子を入院仲間に配った
想い出深い季節でもあります。
10か月におよぶ入院生活からの卒業が近づいてきたのは、7年前の10月の中旬。
ハロウィンの季節だったので、ハロウィン柄の袋にお菓子を入れて、入院仲間に配りました。
入院中は季節感が薄れてしまうので、季節の行事は大切で喜ばれるのです。
講演という慣れないお仕事に緊張し、気持ちが張りつめていても、
通勤途中にハロウィンの飾りつけを見かけると、即座にあの頃のことが思い出されます。
周囲の方にとっては、「7年も前の昔のこと」なのでしょうが、私にとっては、つい先日のことのよう。
最近「すっかり元気になったようでよかった」と言っていただくことが多いのですが、
私の実感は「変わってしまった自分をなんとか隠すことができるようになった」というところです。
そんな中、先日私と同じ時期に大切な家族を喪った方と出会うことができました。
その方も同じ想い感じているのだそう。
当事者としての想いを対面で分かち合えるのは貴重な機会。
病院の同窓会に参加できずにいる私にとっては、初めてのことです。
大勢の人と出会うお仕事は緊張を伴いますが、時にはこんなご褒美もあるのだと嬉しくなりました。
そしてまた、息子と同じ病気を克服して、起業を目指して頑張っておられる青年にも
出会うことができました。
彼はご両親から病気のことをほとんど聞かされていないのだそうですが、
私は勝手に勇気づけられてしまいました。
思いがけず履くことになった二足のわらじ。
体力的にも精神的にもキツイなーと感じることもしばしば。
ですが、二足目のわらじのおかげで、このような貴重な出会いに恵まれました。
大変だったけれど、頑張ってよかった。
そして、やはりグリーフケアギフト事業も頑張ろう、と思えた出会いでした。
10月は、人前に立つお仕事が続きました。
創業の動機を話す時以外は、活き活きと働いていた以前の自分のよう。
けれど、私にとって10月は、待望の退院を待ちわびながら、お礼と記念のお菓子を入院仲間に配った
想い出深い季節でもあります。
10か月におよぶ入院生活からの卒業が近づいてきたのは、7年前の10月の中旬。
ハロウィンの季節だったので、ハロウィン柄の袋にお菓子を入れて、入院仲間に配りました。
入院中は季節感が薄れてしまうので、季節の行事は大切で喜ばれるのです。
講演という慣れないお仕事に緊張し、気持ちが張りつめていても、
通勤途中にハロウィンの飾りつけを見かけると、即座にあの頃のことが思い出されます。
周囲の方にとっては、「7年も前の昔のこと」なのでしょうが、私にとっては、つい先日のことのよう。
最近「すっかり元気になったようでよかった」と言っていただくことが多いのですが、
私の実感は「変わってしまった自分をなんとか隠すことができるようになった」というところです。
そんな中、先日私と同じ時期に大切な家族を喪った方と出会うことができました。
その方も同じ想い感じているのだそう。
当事者としての想いを対面で分かち合えるのは貴重な機会。
病院の同窓会に参加できずにいる私にとっては、初めてのことです。
大勢の人と出会うお仕事は緊張を伴いますが、時にはこんなご褒美もあるのだと嬉しくなりました。
そしてまた、息子と同じ病気を克服して、起業を目指して頑張っておられる青年にも
出会うことができました。
彼はご両親から病気のことをほとんど聞かされていないのだそうですが、
私は勝手に勇気づけられてしまいました。
思いがけず履くことになった二足のわらじ。
体力的にも精神的にもキツイなーと感じることもしばしば。
ですが、二足目のわらじのおかげで、このような貴重な出会いに恵まれました。
大変だったけれど、頑張ってよかった。
そして、やはりグリーフケアギフト事業も頑張ろう、と思えた出会いでした。
2014年10月31日金曜日
通販ソリューション展
EC業界のはしくれに位置する者として以前から気になっていた「通販ソリューション展」。
Japan IT Weekとして開催される7つの展示会のうちの1つです。
某商工会様のスマホアプリ研究会アドバイザーとしてのお仕事で、この展示会に同行する機会があり、
空き時間を利用して通販ソリューション展も視察することができました。
感想は、「う、なんかギラギラしている・・・」。
弱肉強食と言うより、「よくわかってない奴からお金をぶんどってやろう」的なノリも見え隠れ。
改めてIT業界とEC業界の違いを実感しました。
ITがInformation technology(インフォメーション・テクノロジー)=情報技術であるのに対し、
ECはElectronic commerce(エレクトリック・コマース)=電子商取引。
技術ではなく商売の世界なのだと強く感じました。
今や百貨店よりも大きな売り上げがあるEC業界。
様々な会社が様々なサービスを提供しています。
株式会社Ryo-Maさんがくださった「ECのミカタ通信」という冊子の「EC業界関連図」が今後研究の役に立ちそうだと思いました。
http://ecnomikata.com/diagram/ のリンク先でその「相関図」を見ることができます。
ちなみに会場は幕張メッセ。
幕張は、私が新人社員時代に研修で半年間滞在した街。
新人研修の一環で、幕張メッセで行われていた「ネットワークコンピューティング展」を見学してレポートを書くという課題がありました。
私は「デジタルデバイト」をテーマに熱いレポートを書き、それを読んだ指導教官(ベテラン女性SE)に
「あなたには熱意も才能もありそうだけれど、SEという仕事にやりがいを感じられるのかちょっと心配」
と言われたのでした。
彼女の予言はある意味当たったのかも。
いろいろな意味で、時代の流れを感じた一日でした。
Japan IT Weekとして開催される7つの展示会のうちの1つです。
某商工会様のスマホアプリ研究会アドバイザーとしてのお仕事で、この展示会に同行する機会があり、
空き時間を利用して通販ソリューション展も視察することができました。
感想は、「う、なんかギラギラしている・・・」。
弱肉強食と言うより、「よくわかってない奴からお金をぶんどってやろう」的なノリも見え隠れ。
改めてIT業界とEC業界の違いを実感しました。
ITがInformation technology(インフォメーション・テクノロジー)=情報技術であるのに対し、
ECはElectronic commerce(エレクトリック・コマース)=電子商取引。
技術ではなく商売の世界なのだと強く感じました。
今や百貨店よりも大きな売り上げがあるEC業界。
様々な会社が様々なサービスを提供しています。
株式会社Ryo-Maさんがくださった「ECのミカタ通信」という冊子の「EC業界関連図」が今後研究の役に立ちそうだと思いました。
http://ecnomikata.com/diagram/ のリンク先でその「相関図」を見ることができます。
ちなみに会場は幕張メッセ。
幕張は、私が新人社員時代に研修で半年間滞在した街。
新人研修の一環で、幕張メッセで行われていた「ネットワークコンピューティング展」を見学してレポートを書くという課題がありました。
私は「デジタルデバイト」をテーマに熱いレポートを書き、それを読んだ指導教官(ベテラン女性SE)に
「あなたには熱意も才能もありそうだけれど、SEという仕事にやりがいを感じられるのかちょっと心配」
と言われたのでした。
彼女の予言はある意味当たったのかも。
いろいろな意味で、時代の流れを感じた一日でした。
2014年10月24日金曜日
ゴールドリボン
先週の日曜日。
豊川商工会議所様の創業塾で、創業体験をお話してきました。
与えられた時間は90分+質疑応答30分。
事前にお送りした当日配布資料は、事業計画書と創業年表、そしてお役立ちデータ集。
当日上映資料には、創業の経緯を写真で紹介するページを追加しました。
過去の写真を整頓していて、やはり息子のことは避けられないと判断。
経緯の最初のページ入院中の写真と、病名を掲載することにしました。
勇気が必要でしたが、入院中の写真にはなつかしいみんなが元気よく遊んでいる姿もあって。
久しぶりにひらいたこの写真フォルダには、楽しかった思い出ばかりがつまっていて、
写真を選ぶことは、覚悟していたよりは辛くありませんでした。
前日深夜まであわただしく準備をし、当日。
スーツは、見本市で愛用していたものを選択。
「写真で紹介した事柄が、本当に私が行ったことなのだ」と実感していただけるかも?
とたくらんで。
胸元にはゴールドリボンバッジを付けました。
「がんの子供を守る会」のシンボルです。
グリーフケアギフトでの創業を志した時、
「いつかマスコミに出たり講演したりする機会ができたら
これを身に付けよう。そして聞かれたらこの会のことを説明しよう」
とひそかに心に決めていました。
あいにく当日は、病院の写真を表示して病名を口にすることに緊張してしまい、
バッジの説明ができたか否か定かではありません。
けれど、受講生の皆様は私の話を温かく受け入れて、聞き入ってくださいました。
講演終了後は、受講生の皆様との懇親会に誘われ宴席へ。
様々な質問を受けながら楽しくおしゃべりし、帰路につきました。
最近、碧香堂事業に時間を割くことが難しく、もどかしく思っていたのですが、
今回このような機会をいただいて、改めて「死別後頑張ってきた自分」を
認めることができました。
直感で私の採用を決めてくださった所長様には本当に感謝。
受講生の皆様のLINEグル―プに加えていただいたので、
様々な情報を提供し、皆様の創業をお手伝いできたらと思います。
がんの子供を守る会:http://www.ccaj-found.or.jp/
豊川商工会議所様の創業塾で、創業体験をお話してきました。
与えられた時間は90分+質疑応答30分。
事前にお送りした当日配布資料は、事業計画書と創業年表、そしてお役立ちデータ集。
当日上映資料には、創業の経緯を写真で紹介するページを追加しました。
過去の写真を整頓していて、やはり息子のことは避けられないと判断。
経緯の最初のページ入院中の写真と、病名を掲載することにしました。
勇気が必要でしたが、入院中の写真にはなつかしいみんなが元気よく遊んでいる姿もあって。
久しぶりにひらいたこの写真フォルダには、楽しかった思い出ばかりがつまっていて、
写真を選ぶことは、覚悟していたよりは辛くありませんでした。
前日深夜まであわただしく準備をし、当日。
スーツは、見本市で愛用していたものを選択。
「写真で紹介した事柄が、本当に私が行ったことなのだ」と実感していただけるかも?
とたくらんで。
胸元にはゴールドリボンバッジを付けました。
「がんの子供を守る会」のシンボルです。
グリーフケアギフトでの創業を志した時、
「いつかマスコミに出たり講演したりする機会ができたら
これを身に付けよう。そして聞かれたらこの会のことを説明しよう」
とひそかに心に決めていました。
あいにく当日は、病院の写真を表示して病名を口にすることに緊張してしまい、
バッジの説明ができたか否か定かではありません。
けれど、受講生の皆様は私の話を温かく受け入れて、聞き入ってくださいました。
講演終了後は、受講生の皆様との懇親会に誘われ宴席へ。
様々な質問を受けながら楽しくおしゃべりし、帰路につきました。
最近、碧香堂事業に時間を割くことが難しく、もどかしく思っていたのですが、
今回このような機会をいただいて、改めて「死別後頑張ってきた自分」を
認めることができました。
直感で私の採用を決めてくださった所長様には本当に感謝。
受講生の皆様のLINEグル―プに加えていただいたので、
様々な情報を提供し、皆様の創業をお手伝いできたらと思います。
がんの子供を守る会:http://www.ccaj-found.or.jp/
2014年10月16日木曜日
豊川商工会議所 創業塾とよかわ2014 受講者の皆様へ
2014年10月19日にお話しさせていただく、豊川商工会議所様の「創業塾とよかわ2014」で使う資料の一部です。
URLリンクは紙媒体でもらっても・・・と思い、ここにリンク集をご用意させていただきました。
ご活用いただければと思います。
1.事業の概要
碧香堂 http://griefcaregift.com
ショップブログ http://blog.griefcaregift.com このページです
facebookページ http://www.facebook.com/OfficeWanibe
お客様の声 http://blog.griefcaregift.com/?cid=29480
事例紹介(J-Net21) http://j-net21.smrj.go.jp/establish/sougyouhojyo/jirei.html
2.創業の軌跡
海外社会人インターン http://intern.hidajapan.or.jp
あいち産業振興機構創業道場 http://www.aibsc.jp/tabid/147/Default.aspx
ミプロ http://www.mipro.or.jp
東京ギフトショー http://www.giftshow.co.jp/tigs/79tigs/index.htm
ててて見本市 http://tetete.jp/trade/
創業補助金 http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html
愛知県よろず支援拠点 https://www.facebook.com/aichi.yorozu
3.これから創業をされる皆様へ
<開業手続き>
豊橋税務署 https://www.nta.go.jp/nagoya/guide/zeimusho/aichi/toyohashi/index.htm
様式 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
< 確定申告>
やよいの青色申告 http://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro/
弥生会計 http://www.yayoi-kk.co.jp/products/account/
< 商標&ドメイン>
IPDL特許電子図書 http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
お名前.com http://www.onamae.com/
< ネットサービス>
無料ホームページ Jimdo http://jp.jimdo.com/
BASE https://thebase.in/
STORES.jp https://stores.jp/
Yahoo!ショッピング http://business.ec.yahoo.co.jp/shopping/
上記を解説する無料セミナー http://www.aibsc.jp/tabid/373/Default.aspx
< クラウドソーシング>
ランサーズ http://www.lancers.jp/
クラウドワークス http://crowdworks.jp/
< テンプレート>
アスクル(パワーポイントのテンプレート)https://spc.askul.co.jp/showin/pp2010_index.html
Microsoft Office http://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/default.aspx?navIndex=6
http://office.microsoft.com/ja-jp/images/results.aspx?qu=%E4%BA%BA&ex=1
< ネット専業印刷会社>
アスクルスピードプリントセンター https://spc.askul.co.jp/
グラフィック http://www.graphic.jp/
キングプリンターズ http://kingprinters.com/
イロドリ http://www.iro-dori.net/
プリントパック http://www.printpac.co.jp/
東京カラー印刷 http://www.tcpc.co.jp/
マヒトデザイン http://mhtdesign.net/
< 写真素材サイト>
PAKUTASO - ぱくたそ http://www.pakutaso.com/
写真素材 足成 http://www.ashinari.com/
モデルピース http://www.modelpiece.com/
フォトスク http://photosku.com/
ソザイング http://sozaing.com/
写真AC http://www.photo-ac.com/
< 公的支援>
創業補助金 http://www.aibsc.jp/tabid/404/Default.aspx
小規模事業者持続化補助金 http://www.jizokukahojokin.info/
中小庁のサービスポータルサイトhttps://www.mirasapo.jp/index.html
施策マップ一覧表示がおすすめ https://www.mirasapo.jp/measure_map/index.html
あいち産業振興機構 http://www.aibsc.jp/joho/001_mail.html
愛知県よろず支援拠点のFBページ https://www.facebook.com/aichi.yorozu
皆様の健闘をお祈りします。
迷ったり困ったりしたら、よろず支援拠点へご相談ください。
URLリンクは紙媒体でもらっても・・・と思い、ここにリンク集をご用意させていただきました。
ご活用いただければと思います。
1.事業の概要
碧香堂 http://griefcaregift.com
ショップブログ http://blog.griefcaregift.com このページです
facebookページ http://www.facebook.com/OfficeWanibe
お客様の声 http://blog.griefcaregift.com/?cid=29480
事例紹介(J-Net21) http://j-net21.smrj.go.jp/establish/sougyouhojyo/jirei.html
2.創業の軌跡
海外社会人インターン http://intern.hidajapan.or.jp
あいち産業振興機構創業道場 http://www.aibsc.jp/tabid/147/Default.aspx
ミプロ http://www.mipro.or.jp
東京ギフトショー http://www.giftshow.co.jp/tigs/79tigs/index.htm
ててて見本市 http://tetete.jp/trade/
創業補助金 http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html
愛知県よろず支援拠点 https://www.facebook.com/aichi.yorozu
3.これから創業をされる皆様へ
<開業手続き>
豊橋税務署 https://www.nta.go.jp/nagoya/guide/zeimusho/aichi/toyohashi/index.htm
様式 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
< 確定申告>
やよいの青色申告 http://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro/
弥生会計 http://www.yayoi-kk.co.jp/products/account/
< 商標&ドメイン>
IPDL特許電子図書 http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
お名前.com http://www.onamae.com/
< ネットサービス>
無料ホームページ Jimdo http://jp.jimdo.com/
BASE https://thebase.in/
STORES.jp https://stores.jp/
Yahoo!ショッピング http://business.ec.yahoo.co.jp/shopping/
上記を解説する無料セミナー http://www.aibsc.jp/tabid/373/Default.aspx
< クラウドソーシング>
ランサーズ http://www.lancers.jp/
クラウドワークス http://crowdworks.jp/
< テンプレート>
アスクル(パワーポイントのテンプレート)https://spc.askul.co.jp/showin/pp2010_index.html
Microsoft Office http://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/default.aspx?navIndex=6
http://office.microsoft.com/ja-jp/images/results.aspx?qu=%E4%BA%BA&ex=1
< ネット専業印刷会社>
アスクルスピードプリントセンター https://spc.askul.co.jp/
グラフィック http://www.graphic.jp/
キングプリンターズ http://kingprinters.com/
イロドリ http://www.iro-dori.net/
プリントパック http://www.printpac.co.jp/
東京カラー印刷 http://www.tcpc.co.jp/
マヒトデザイン http://mhtdesign.net/
< 写真素材サイト>
PAKUTASO - ぱくたそ http://www.pakutaso.com/
写真素材 足成 http://www.ashinari.com/
モデルピース http://www.modelpiece.com/
フォトスク http://photosku.com/
ソザイング http://sozaing.com/
写真AC http://www.photo-ac.com/
< 公的支援>
創業補助金 http://www.aibsc.jp/tabid/404/Default.aspx
小規模事業者持続化補助金 http://www.jizokukahojokin.info/
中小庁のサービスポータルサイトhttps://www.mirasapo.jp/index.html
施策マップ一覧表示がおすすめ https://www.mirasapo.jp/measure_map/index.html
あいち産業振興機構 http://www.aibsc.jp/joho/001_mail.html
愛知県よろず支援拠点のFBページ https://www.facebook.com/aichi.yorozu
皆様の健闘をお祈りします。
迷ったり困ったりしたら、よろず支援拠点へご相談ください。
2014年10月6日月曜日
通りすがりのアドバイザー
アトランタで見つけた素敵なキャンドル。
参考:過去の記事
ANNA GRIFFINのカード(3)キャンドルメーカー
ANNA GRIFFINのカード(4)エレベータースピーチ
ANNA GRIFFINのカード(5)エレベータースピーチ2
ANNA GRIFFINのカード(6)作戦会議
ANNA GRIFFINのカード(7)英語プレゼン準備
ANNA GRIFFINのカード(8)商談
強引な自己PRでオーナーとの会談にこぎつけた私でしたが、
「イギリスの代理店を通して買ってくれ」
と、直接取引を断られてしまいました。
帰国後、イギリスの代理店にメールをしてみましたが、
返事がありません。
ジェトロに相談に行くと「どんな魅力的な商品でも、相手があなたと取引したいと思ってくれないと取引は成立しない。
そんな失礼な態度をとる会社と取引をしても何も良いよいことはない」
とアドバイスされてしました。
その後、東京ギフトショーに参加して、国内のメーカーとも商談しましたが
「実店舗のないネットショップのみの会社とはお取引できません」
と断られること多数でした。
「買いたい」と言い、お金さえ支払えば売ってもらえるものだとばかり思っていた私。
どうらやこの業界では、そうではないようです。
どうしたものか。
そんな風に悩んでいた時、友人がお気に入りの飲み屋さんに連れて行ってくれました。
美味しいお魚を堪能していると、たまたま隣の席に居合わせた常連さんに
話しかけられ、友人に「私の友達です。彼女、起業準備中なんですよ」と紹介されました。
なんでもその常連さんは起業して7年。
様々な事業を試した挙句今はエステの会社を運営しているのだそうです。
聞かれるままにアトランタでの顛末をお話しすると、
「僕だったら最低注文金額を聞いて、半年時間をくれと言う。
そしてその半年間で買い手を見つけて輸入する」
と言われました。
なるほど。契約を成立させるには、そういう方法がベストなのでしょう。
商売に向いている人の発想はこうなんだ、と目から鱗でした。
けれど私はそんなリスクまでとって、大口の取引を成立させたいのではありません。
遺族の方がもらって心が慰められるような「グリーフケアギフト」の習慣を
日本に根付かせることが私の目標です。
そしてその1か月後、私は成田のタリーズで見知らぬ外国人と同席になりました。
お互い「このテーブルは空いていたと思っていたのに、先客がいた」みたいな状況。
譲り合った挙句、シェアすることになりました。
「なんだか気まずいなー」と思って「どこから来ましたか?」と話しかけたところ、
彼はシンガポールに住むアメリカ人とのことでした。
「奥さんはシンガポールの人なの?」と聞いたら
「いいやアトランタの出身だ」とのこと。
「あら、私先月アトランタへ行ったばかりなのよ」と答えたところ、
大変驚かれ「アトランタへ?!何をしに?」と言われてしまいました。
”余談ですが。
アトランタってそんなにマイナーな都市なのでしょうか。
デトロイトでの入国審査で「アトランタへ行く」と答えたところ
「アトランタ?何をしに?!」と審査官にいぶかしげに聞かれたのでした。”

コーヒーを飲みながら今までのいきさつを話したところ、彼は次のように話してくれました。
「流通業界は、君のいたIT業界とは異なる性質を持っている。
力のあるメーカーほど、取引先に格を求める。
IT業界では、スキルさえあればどんな大企業とでも取引できるのだろう?
ところが流通業界ではそうではない。
よい品を扱いたければ、よい企業になることだね。
よい企業と言うのは、沢山売れる企業ではない。
客層がよい企業という意味だ。
魅力的な企業になれば、今度は逆に取引先から売り込みがくるようになるよ」
そんな彼は、某有名デューティーフリーの店長で、
本社での店長会議に呼ばれ、その帰り道なのだそうです。
彼がコーヒーを飲み終わる前にアナウンスが入り、
「僕の搭乗の時間だ。話せてよかった。君のビジネスの成功を祈るよ」と言うと、
タリーズのコーヒーを片手に去って行きました。
なるほど。私のいたIT業界でエンジニアに求められていたのはスキル。
けれど流通業界でバイヤーに求められるのは別のもの。
それが何かは分からないけれど、今の私にはチャンスを捕まえることはできても
契約に結び付けれなかったのは、その何かが足りないからなのでしょう。
こうして私は、偶然テーブルで隣り合わせた2人の商売人から、商売のヒントを得たのです。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
何故私が成田空港にいたのかというと、韓国に例のキャンドルメーカーの代理店を視察に行く途中だったから。
次回はそのお話をお届けします。
参考:過去の記事
ANNA GRIFFINのカード(3)キャンドルメーカー
ANNA GRIFFINのカード(4)エレベータースピーチ
ANNA GRIFFINのカード(5)エレベータースピーチ2
ANNA GRIFFINのカード(6)作戦会議
ANNA GRIFFINのカード(7)英語プレゼン準備
ANNA GRIFFINのカード(8)商談
強引な自己PRでオーナーとの会談にこぎつけた私でしたが、
「イギリスの代理店を通して買ってくれ」
と、直接取引を断られてしまいました。
帰国後、イギリスの代理店にメールをしてみましたが、
返事がありません。
ジェトロに相談に行くと「どんな魅力的な商品でも、相手があなたと取引したいと思ってくれないと取引は成立しない。
そんな失礼な態度をとる会社と取引をしても何も良いよいことはない」
とアドバイスされてしました。
その後、東京ギフトショーに参加して、国内のメーカーとも商談しましたが
「実店舗のないネットショップのみの会社とはお取引できません」
と断られること多数でした。
「買いたい」と言い、お金さえ支払えば売ってもらえるものだとばかり思っていた私。
どうらやこの業界では、そうではないようです。
どうしたものか。
そんな風に悩んでいた時、友人がお気に入りの飲み屋さんに連れて行ってくれました。
美味しいお魚を堪能していると、たまたま隣の席に居合わせた常連さんに
話しかけられ、友人に「私の友達です。彼女、起業準備中なんですよ」と紹介されました。
なんでもその常連さんは起業して7年。
様々な事業を試した挙句今はエステの会社を運営しているのだそうです。
聞かれるままにアトランタでの顛末をお話しすると、
「僕だったら最低注文金額を聞いて、半年時間をくれと言う。
そしてその半年間で買い手を見つけて輸入する」
と言われました。
なるほど。契約を成立させるには、そういう方法がベストなのでしょう。
商売に向いている人の発想はこうなんだ、と目から鱗でした。
けれど私はそんなリスクまでとって、大口の取引を成立させたいのではありません。
遺族の方がもらって心が慰められるような「グリーフケアギフト」の習慣を
日本に根付かせることが私の目標です。
そしてその1か月後、私は成田のタリーズで見知らぬ外国人と同席になりました。
お互い「このテーブルは空いていたと思っていたのに、先客がいた」みたいな状況。
譲り合った挙句、シェアすることになりました。
「なんだか気まずいなー」と思って「どこから来ましたか?」と話しかけたところ、
彼はシンガポールに住むアメリカ人とのことでした。
「奥さんはシンガポールの人なの?」と聞いたら
「いいやアトランタの出身だ」とのこと。
「あら、私先月アトランタへ行ったばかりなのよ」と答えたところ、
大変驚かれ「アトランタへ?!何をしに?」と言われてしまいました。
”余談ですが。
アトランタってそんなにマイナーな都市なのでしょうか。
デトロイトでの入国審査で「アトランタへ行く」と答えたところ
「アトランタ?何をしに?!」と審査官にいぶかしげに聞かれたのでした。”

コーヒーを飲みながら今までのいきさつを話したところ、彼は次のように話してくれました。
「流通業界は、君のいたIT業界とは異なる性質を持っている。
力のあるメーカーほど、取引先に格を求める。
IT業界では、スキルさえあればどんな大企業とでも取引できるのだろう?
ところが流通業界ではそうではない。
よい品を扱いたければ、よい企業になることだね。
よい企業と言うのは、沢山売れる企業ではない。
客層がよい企業という意味だ。
魅力的な企業になれば、今度は逆に取引先から売り込みがくるようになるよ」
そんな彼は、某有名デューティーフリーの店長で、
本社での店長会議に呼ばれ、その帰り道なのだそうです。
彼がコーヒーを飲み終わる前にアナウンスが入り、
「僕の搭乗の時間だ。話せてよかった。君のビジネスの成功を祈るよ」と言うと、
タリーズのコーヒーを片手に去って行きました。
なるほど。私のいたIT業界でエンジニアに求められていたのはスキル。
けれど流通業界でバイヤーに求められるのは別のもの。
それが何かは分からないけれど、今の私にはチャンスを捕まえることはできても
契約に結び付けれなかったのは、その何かが足りないからなのでしょう。
こうして私は、偶然テーブルで隣り合わせた2人の商売人から、商売のヒントを得たのです。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
何故私が成田空港にいたのかというと、韓国に例のキャンドルメーカーの代理店を視察に行く途中だったから。
次回はそのお話をお届けします。
2014年9月30日火曜日
ANNA GRIFFINのカード(8)商談
お取引に至らなかった、とあるキャンドルメーカーとの交渉のお話その6です。
【今までのお話】
ANNA GRIFFINのカード(1)出会い
ANNA GRIFFINのカード(2)カタログをください
ANNA GRIFFINのカード(3)キャンドルメーカー
ANNA GRIFFINのカード(4)エレベータースピーチ
ANNA GRIFFINのカード(5)エレベータースピーチ2
ANNA GRIFFINのカード(6)作戦会議
ANNA GRIFFINのカード(7)英語プレゼン準備
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
ミプロのミーティングが始まりました。
ミプロはの正式名称は一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会。
小口輸入をサポートする公的な組織です。
ミプロは、商売をされている法人を対象に海外の見本市へのツアーを開催しています。
職員の方に「個人の参加は難しいのでしょうか」と相談したところ
「過去には個人でも参加した方がいるので、申し込んでみては?」と言われ、
私は様々な書類を作成し、参加権をゲットしたのでした。
【参考】ミプロHP:http://www.mipro.or.jp
※このツアーは例年行われる予定です。詳細発表は11月頃の様子。
ツアーは現地集合・現地解散ですが、
見本市主催団体から、隣接するホテルに3泊分の無料宿泊のプレゼントがあります。
そして、ミプロの貿易アドバイザーさんが商談に同行してくださるという、初心者に嬉しい特権があります。
超初心者の私は、バンコクでの見本市での経験から、
3日間では商品を見極めを行うことができないと判断し。
個人的にツアー開催の5日も前から会場入りしてこの日に備えてきました。
ミーティングは、代表のあいさつと注意事項・商談の進め方と参加者の自己紹介が主なアジェンダでした。
参加者は1人あたり2回、貿易アドバイザーさんの商談同行サービスが利用できると説明がありました。
既に商談希望日時が決まっている私は、早速「今日の午前と午後2時」のアテンドを予約しました。
明日はもう同行してもらえなくてもいい!と割り切ります。
午前中は、もう1つ気になっている商品がある会社との商談に宛て、例のキャンドルメーカーを下見。
そして約束の午後2時。
私は、お昼ごはんもバイヤーラウンジで振る舞われる軽食で済ませ、
ぎりぎりまで修正したプレゼン書類を持って、あのキャンドル会社のブースへ向かいました。
緊張しますが、経験豊富な貿易アドバイザーさんが一緒なので心強いです。
既に、ブースのテーブルには、昨日会ったイケメンオーナーとセールスマネージャーが着席していました。
書類を広げ、何やら数値を書き込みながら話し合っていました。忙しそうです。
先方2名・当方2名の合計4名で挨拶を交わしながら、
さっそく貿易アドバイザーさんが今回のミプロツアーについて説明してくださいました。
「我々は公益団体で、今回はアメリカ大使館商務部の招待でアトランタに来ている。
Ms.Katoは特別に審査を通過した有望な起業家である」とさりげなくPRしてくださいます。
最初に態度が変わったのはセールスマネージャーでした。
彼は、瞬時に貿易アドバイザーさんの英語力と経験値を見ぬき、私を無視して会話を始めます。
手短に、商品と会社の概要を説明し、すぐに取引条件に話題が移動します。
展開が早い。
これがプロ同士のスピードなのでしょう。
私は商談主として、ぼーっと成り行きを見守っている訳にいきません。
おいてきぼりをくらった格好のオーナーに、持参した資料をお見せします。
1枚目の資料のタイトルは「御社の物流の最適化を提案します」。
世界地図に、キャンドルメーカーの本社工場・アメリカ某州、イギリスの代理店の場所、そして私の名古屋をポイント。
それぞれのポイントの間を曲線でつなぎ、所用マイルが付け加えました。
ネットを使って、各ポイントの住所まで調べたので、おざなりな地図ではないことが分かります。
また、地図は日本式の太平洋を中心とした地図を選んだので、
アメリカ人にとっては普段とは異なる視点で世界を見ることになるよう工夫してあります。
貿易アドバイザーさんがセールスマネージャーに「彼女の為に、特別に直接取引してくれないか」と言ったところ、
セールスマネージャーが顔色を変えてまくしたてはじめました。
「既にある契約は変えられない。オーストラリアだって韓国だってイギリスの代理店を通じて取引してもらっている。
我々は南北アメリカ内の取引に集中することでグループの結束を図ることを優先しているのだ」
というようなことを話しています。
半分は聞き取れていないと思いますが「コントラクト(契約)は絶対だ」という単語は確かに聞き取れました。
まだ私が何も話していないのに、会話が白熱しすぎています。
当事者として介入のタイミングです。何か言わなくちゃ。
私は「ちょっとまってください」と言いかけましたが、英語を組み立てているうちに一瞬言葉が詰まりました。
その時、思わぬ援護者が現れました。
私の資料を意外な様子で見ていたオーナーが私の様子に気づき、沈黙を破って
「彼女の主張はちょっと違うみたいだよ」と声をかけてくれたのです。
セールスマネージャーと貿易マネージャーさんがはっと黙り、こちらに視線を送ります。
会話の主導権をつかむチャンスです。
私は資料をセールスマネージャーにも渡しながら、流れを離さないように話し続けます。
「私は商流でなく、物流についてお話をしたいです。
この地図のように、御社から日本へは直接輸送した方が効率がよいはずです。
既にある契約を変えることが難しいのは知っています。
私は13年間IBMで働いてきたので、アメリカ社会における契約の重要性を理解しています」
セールスマネージャーが「フン」と私を一瞥し何か言いかけたのを遮って、
オーナーがゆっくりと私に説明しました。
「あなたの言うことはもっともだが、実際に今我々が日本へ輸出するとなると、
輸用会社の契約により、サンフランシスコを通さなければならない。
本社工場のある州からサンフランシスコまでの距離と、
ロンドンへの距離はあまり変わらないのです」
は?サンフランシスコ??
いきなりサンフランシスコと言われても、ゴールデンゲートブリッジとナパバレーと、
チャイナタウンの飲茶しか思い浮かびません。
理解できない私を察知した貿易アドバイザーさんが、すかさずオーナーに聞き返します。
私にも分かるように簡単でゆっくりとした英語です。
「サンフランシスコですか。それは船便だからでしょうか?
なるほど。なるほど。ご契約されている運送会社との取り決めですね。
しかし契約を変えることは難しくても、彼女が主張する物流だけを変えるという提案は
考える余地があるのではないでしょうか。
あなた方も御存知の通り、商売を始めるというのは様々な困難があります。
ビジネスをはじめたばかりの人間にとって輸送コストは大きな問題です。
はるばる日本から来た彼女に、チャンスをあげてみませんか?」
オーナーは頬杖をついて何か考えているようでした。
セールスマネージャーは成り行きを見守っています。表情は相変わらず不服そうですが。
私も必死で言い添えます。
「韓国やオーストラリアの販売会社もそれを望んでいるのではないでしょうか。
我々のビジネスだけでなく、エコロジーのためにも」
実際には昨夜、一生懸命辞書をひきながら考えぬいたセリフですが、
当意即妙に受け答えしたように聞こえます。
「エコロジー?」とオーナーとマネージャーが聞き返します。
「エコロジカル、環境」貿易アドバイザーさんが補足し、
私はあわてて「グリーントレードだ。未来の為にも環境のことを考えないと」付け加えます。
「エコロジーか。なるほど」
オーナーが笑みをこぼしました。
あら、ちょっと付け焼刃がばれちゃったかしら。
場の空気がほころんだ直後、オーナーが笑顔のまま切り込んできました。
「2トン。
では、2トンでどうでしょうか。
2トン購入できるなら、あなたの提案を受け入れます」
オーナーは頬杖をついてあごのしたで手を組みじっと私を見つめています。
私の表情のどんな変化も見逃さないようにしているのでしょう。
しかし私は「2トン」という言葉を聞いた途端、途方にくれてしまいました。
2トン・・・・?
2トンてどれだけの量なんだろう。
重さは分かるけど、体積は?
あ、2トントラックくらいの大きさなのかな・・・?
私には、かろうじて状況を把握するだけの分別が残っていました。
表情を変えないよう、頑張って涼しいまま顔のまま「1分ください」と英語で言った後、
日本語に切り替えて貿易アドバイザーさんと内緒話です。
「2トンて一体いくらくらいなんでしょう」
「さあ。でも金額じゃなくてハンドリングの問題だよ。買っても売れないのでは?」
「資金はありますが、保管する場所がありません」
「最初の取引での無理は禁物です。冷静に」
「そうですよね」
そして改めて表情をつくり、オーナーに向かって言いました。
「私は、2トンは買えません。今は」
かろうじて「今は」を付け加えるのが、精一杯の虚勢です。
オーナーは微笑を残したまま眉の両端をわずかに下げ、残念そうに言いました。
「分かった。じゃあ仕方ない。
イギリスのリチャードと交渉してくれ」
セールスマネージャーはシニカルに笑いながらちゃっちゃと書類を片付け始めます。
「はい、終了!」とばかりに張り切って。
ちょっとまって!
私の本題が残っています。
私は「もうちょっとだけ待って」と言いながら、慌てて
1枚目の資料をめくって2枚目の資料を見せました。
2枚目の資料は「私をリチャードに推薦してください」というタイトルで、
「取引への想いと、連絡先」が書いてあります。
さっと目を通したオーナーがにやりと笑いました。
「こいつは最初からこれが目的だったのか」と理解したようです。
英語の資料を用意しておいてよかった。
口頭だと1分はかかるところを、資料を見せるだけなら数秒で済みます。
「OK,わかりました。
リチャードに連絡しておきましょう」
切り上げのタイミングです。
私は席を立ち、オーナーに握手を求めながら言いました。
「チャンスをくれてありがとうございます。
数年後には直接取引していただけるよう頑張ります」
貿易アドバイザーさんが付け加えます
「代理店の方に彼女が有望な起業家であることを言い添えてくださいね」
と。
私たちは握手をかわし、ブースを去りました。
広いアメリカズマートの中を歩いて、バイヤーズラウンジに戻ります。
貿易アドバイザーさんは、この後すぐに他の参加者の方の商談に同行される予定になっています。
ラウンジに戻った私は、改めて貿易アドバイザーさんにお礼を言い、
次の商談に向かう一団を見送りました。
私はドリンクコーナーにあったホットチョコレートで一息つくことにしました。
休憩コーナーのゴージャスなソファーに腰をおろし、ゆっくりと暖かいチョコレートドリンクを
口に含みます。
・・・・美味しい。
甘いカカオの香りが、私の高ぶった神経を和らげてくれました。
「とりあえず、今の自分にできることは全てやった」
そう思った瞬間、どっと疲れが押し寄せてきました。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
続きます。
写真はツアー最終日の記念撮影。
貿易アドバイザーさんとバイヤーズラウンジにて。
【今までのお話】
ANNA GRIFFINのカード(1)出会い
ANNA GRIFFINのカード(2)カタログをください
ANNA GRIFFINのカード(3)キャンドルメーカー
ANNA GRIFFINのカード(4)エレベータースピーチ
ANNA GRIFFINのカード(5)エレベータースピーチ2
ANNA GRIFFINのカード(6)作戦会議
ANNA GRIFFINのカード(7)英語プレゼン準備
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
ミプロのミーティングが始まりました。
ミプロはの正式名称は一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会。
小口輸入をサポートする公的な組織です。
ミプロは、商売をされている法人を対象に海外の見本市へのツアーを開催しています。
職員の方に「個人の参加は難しいのでしょうか」と相談したところ
「過去には個人でも参加した方がいるので、申し込んでみては?」と言われ、
私は様々な書類を作成し、参加権をゲットしたのでした。
【参考】ミプロHP:http://www.mipro.or.jp
※このツアーは例年行われる予定です。詳細発表は11月頃の様子。
ツアーは現地集合・現地解散ですが、
見本市主催団体から、隣接するホテルに3泊分の無料宿泊のプレゼントがあります。
そして、ミプロの貿易アドバイザーさんが商談に同行してくださるという、初心者に嬉しい特権があります。
超初心者の私は、バンコクでの見本市での経験から、
3日間では商品を見極めを行うことができないと判断し。
個人的にツアー開催の5日も前から会場入りしてこの日に備えてきました。
ミーティングは、代表のあいさつと注意事項・商談の進め方と参加者の自己紹介が主なアジェンダでした。
参加者は1人あたり2回、貿易アドバイザーさんの商談同行サービスが利用できると説明がありました。
既に商談希望日時が決まっている私は、早速「今日の午前と午後2時」のアテンドを予約しました。
明日はもう同行してもらえなくてもいい!と割り切ります。
午前中は、もう1つ気になっている商品がある会社との商談に宛て、例のキャンドルメーカーを下見。
そして約束の午後2時。
私は、お昼ごはんもバイヤーラウンジで振る舞われる軽食で済ませ、
ぎりぎりまで修正したプレゼン書類を持って、あのキャンドル会社のブースへ向かいました。
緊張しますが、経験豊富な貿易アドバイザーさんが一緒なので心強いです。
既に、ブースのテーブルには、昨日会ったイケメンオーナーとセールスマネージャーが着席していました。
書類を広げ、何やら数値を書き込みながら話し合っていました。忙しそうです。
先方2名・当方2名の合計4名で挨拶を交わしながら、
さっそく貿易アドバイザーさんが今回のミプロツアーについて説明してくださいました。
「我々は公益団体で、今回はアメリカ大使館商務部の招待でアトランタに来ている。
Ms.Katoは特別に審査を通過した有望な起業家である」とさりげなくPRしてくださいます。
最初に態度が変わったのはセールスマネージャーでした。
彼は、瞬時に貿易アドバイザーさんの英語力と経験値を見ぬき、私を無視して会話を始めます。
手短に、商品と会社の概要を説明し、すぐに取引条件に話題が移動します。
展開が早い。
これがプロ同士のスピードなのでしょう。
私は商談主として、ぼーっと成り行きを見守っている訳にいきません。
おいてきぼりをくらった格好のオーナーに、持参した資料をお見せします。
1枚目の資料のタイトルは「御社の物流の最適化を提案します」。
世界地図に、キャンドルメーカーの本社工場・アメリカ某州、イギリスの代理店の場所、そして私の名古屋をポイント。
それぞれのポイントの間を曲線でつなぎ、所用マイルが付け加えました。
ネットを使って、各ポイントの住所まで調べたので、おざなりな地図ではないことが分かります。
また、地図は日本式の太平洋を中心とした地図を選んだので、
アメリカ人にとっては普段とは異なる視点で世界を見ることになるよう工夫してあります。
貿易アドバイザーさんがセールスマネージャーに「彼女の為に、特別に直接取引してくれないか」と言ったところ、
セールスマネージャーが顔色を変えてまくしたてはじめました。
「既にある契約は変えられない。オーストラリアだって韓国だってイギリスの代理店を通じて取引してもらっている。
我々は南北アメリカ内の取引に集中することでグループの結束を図ることを優先しているのだ」
というようなことを話しています。
半分は聞き取れていないと思いますが「コントラクト(契約)は絶対だ」という単語は確かに聞き取れました。
まだ私が何も話していないのに、会話が白熱しすぎています。
当事者として介入のタイミングです。何か言わなくちゃ。
私は「ちょっとまってください」と言いかけましたが、英語を組み立てているうちに一瞬言葉が詰まりました。
その時、思わぬ援護者が現れました。
私の資料を意外な様子で見ていたオーナーが私の様子に気づき、沈黙を破って
「彼女の主張はちょっと違うみたいだよ」と声をかけてくれたのです。
セールスマネージャーと貿易マネージャーさんがはっと黙り、こちらに視線を送ります。
会話の主導権をつかむチャンスです。
私は資料をセールスマネージャーにも渡しながら、流れを離さないように話し続けます。
「私は商流でなく、物流についてお話をしたいです。
この地図のように、御社から日本へは直接輸送した方が効率がよいはずです。
既にある契約を変えることが難しいのは知っています。
私は13年間IBMで働いてきたので、アメリカ社会における契約の重要性を理解しています」
セールスマネージャーが「フン」と私を一瞥し何か言いかけたのを遮って、
オーナーがゆっくりと私に説明しました。
「あなたの言うことはもっともだが、実際に今我々が日本へ輸出するとなると、
輸用会社の契約により、サンフランシスコを通さなければならない。
本社工場のある州からサンフランシスコまでの距離と、
ロンドンへの距離はあまり変わらないのです」
は?サンフランシスコ??
いきなりサンフランシスコと言われても、ゴールデンゲートブリッジとナパバレーと、
チャイナタウンの飲茶しか思い浮かびません。
理解できない私を察知した貿易アドバイザーさんが、すかさずオーナーに聞き返します。
私にも分かるように簡単でゆっくりとした英語です。
「サンフランシスコですか。それは船便だからでしょうか?
なるほど。なるほど。ご契約されている運送会社との取り決めですね。
しかし契約を変えることは難しくても、彼女が主張する物流だけを変えるという提案は
考える余地があるのではないでしょうか。
あなた方も御存知の通り、商売を始めるというのは様々な困難があります。
ビジネスをはじめたばかりの人間にとって輸送コストは大きな問題です。
はるばる日本から来た彼女に、チャンスをあげてみませんか?」
オーナーは頬杖をついて何か考えているようでした。
セールスマネージャーは成り行きを見守っています。表情は相変わらず不服そうですが。
私も必死で言い添えます。
「韓国やオーストラリアの販売会社もそれを望んでいるのではないでしょうか。
我々のビジネスだけでなく、エコロジーのためにも」
実際には昨夜、一生懸命辞書をひきながら考えぬいたセリフですが、
当意即妙に受け答えしたように聞こえます。
「エコロジー?」とオーナーとマネージャーが聞き返します。
「エコロジカル、環境」貿易アドバイザーさんが補足し、
私はあわてて「グリーントレードだ。未来の為にも環境のことを考えないと」付け加えます。
「エコロジーか。なるほど」
オーナーが笑みをこぼしました。
あら、ちょっと付け焼刃がばれちゃったかしら。
場の空気がほころんだ直後、オーナーが笑顔のまま切り込んできました。
「2トン。
では、2トンでどうでしょうか。
2トン購入できるなら、あなたの提案を受け入れます」
オーナーは頬杖をついてあごのしたで手を組みじっと私を見つめています。
私の表情のどんな変化も見逃さないようにしているのでしょう。
しかし私は「2トン」という言葉を聞いた途端、途方にくれてしまいました。
2トン・・・・?
2トンてどれだけの量なんだろう。
重さは分かるけど、体積は?
あ、2トントラックくらいの大きさなのかな・・・?
私には、かろうじて状況を把握するだけの分別が残っていました。
表情を変えないよう、頑張って涼しいまま顔のまま「1分ください」と英語で言った後、
日本語に切り替えて貿易アドバイザーさんと内緒話です。
「2トンて一体いくらくらいなんでしょう」
「さあ。でも金額じゃなくてハンドリングの問題だよ。買っても売れないのでは?」
「資金はありますが、保管する場所がありません」
「最初の取引での無理は禁物です。冷静に」
「そうですよね」
そして改めて表情をつくり、オーナーに向かって言いました。
「私は、2トンは買えません。今は」
かろうじて「今は」を付け加えるのが、精一杯の虚勢です。
オーナーは微笑を残したまま眉の両端をわずかに下げ、残念そうに言いました。
「分かった。じゃあ仕方ない。
イギリスのリチャードと交渉してくれ」
セールスマネージャーはシニカルに笑いながらちゃっちゃと書類を片付け始めます。
「はい、終了!」とばかりに張り切って。
ちょっとまって!
私の本題が残っています。
私は「もうちょっとだけ待って」と言いながら、慌てて
1枚目の資料をめくって2枚目の資料を見せました。
2枚目の資料は「私をリチャードに推薦してください」というタイトルで、
「取引への想いと、連絡先」が書いてあります。
さっと目を通したオーナーがにやりと笑いました。
「こいつは最初からこれが目的だったのか」と理解したようです。
英語の資料を用意しておいてよかった。
口頭だと1分はかかるところを、資料を見せるだけなら数秒で済みます。
「OK,わかりました。
リチャードに連絡しておきましょう」
切り上げのタイミングです。
私は席を立ち、オーナーに握手を求めながら言いました。
「チャンスをくれてありがとうございます。
数年後には直接取引していただけるよう頑張ります」
貿易アドバイザーさんが付け加えます
「代理店の方に彼女が有望な起業家であることを言い添えてくださいね」
と。
私たちは握手をかわし、ブースを去りました。
広いアメリカズマートの中を歩いて、バイヤーズラウンジに戻ります。
貿易アドバイザーさんは、この後すぐに他の参加者の方の商談に同行される予定になっています。
ラウンジに戻った私は、改めて貿易アドバイザーさんにお礼を言い、
次の商談に向かう一団を見送りました。
私はドリンクコーナーにあったホットチョコレートで一息つくことにしました。
休憩コーナーのゴージャスなソファーに腰をおろし、ゆっくりと暖かいチョコレートドリンクを
口に含みます。
・・・・美味しい。
甘いカカオの香りが、私の高ぶった神経を和らげてくれました。
「とりあえず、今の自分にできることは全てやった」
そう思った瞬間、どっと疲れが押し寄せてきました。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
続きます。
写真はツアー最終日の記念撮影。
貿易アドバイザーさんとバイヤーズラウンジにて。
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