2014年12月14日日曜日

帰省問題

先週、英国のグリーフケア組織・クルーズのガイドを元に年末年始の過ごし方という記事を書きましたが、
そこで触れなかったのが帰省問題です。

イギリスでのクリスマスと同等もしくはそれ以上に、
日本では「年末年始に実家へ帰省すること」が美徳とされている風潮があります。

しかし、私達遺族にとって「親戚の集まり」は、居なくなってしまった人の存在を強く感じさせられる場でもあります。
そして、親戚の中には「早く再婚しろ」だの「早く次の子供を産め」だの余計なひと言を言いたがる人が一人はいるもの。

年末年始に親族と過ごす自分を想像して、少しでも「嫌だな」「気が重いな」と思ったら、
「今年はそういう気持ちになれないので帰省しない」もしくは
「自分だけ・家族だけで静かに過ごしたいの帰省しない」と伝え断ってしまいましょう。

お相手があなたのことを本当に思ってくださる方なら、あなたの気持ちを理解してくださることでしょうし、
そうでない人であったら、そんな人の感情なんかより、あなた自身の気持ちを大切にするべきだと思います。


心休まる時間を手にするために、少しだけ勇気を持ってみてください。

年末年始が、皆様にとって静かに休められる期間となりますように。

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