2014年11月30日日曜日

手作業

喪中お見舞いのご注文が舞い込む季節になりました。

皆様にご愛顧していただいている碧香堂の「お悔やみのご挨拶状」サービスは、
店長かとうが一つ一つ印刷して封筒に入れ、お品物に同封してお届けしています。

備考欄に書いていただくフリーのメッセージはどれも心に沁みるもので、
今年も沢山の人が亡くなって、沢山の人が悲しみ、沢山の人が思いあっている、
ということを実感させられます。

死別とその痛みは、生きている以上避けられないことですが、
碧香堂の存在が少しでも慰めになればと思います。


皆様のお気持ちがきちんと遺族の方に届くよう、
包装技術にも気を配り、定期的にシモジマのラッピング講習会に参加してラッピングの技を磨いています。

今週はクリスマス特別ラッピング講座に参加し、様々な基本的な技を復習してきました。
斜め包み・合わせ包み・風呂敷包みを復習し、新しいリボンのテクニックを学びました。

周囲の方々から、
「事業を大きくするためには、いつまでも自分で梱包していてはだめだ」
「作業を委託することも考えなければ」
というアドバイスをいただくことも多いのですが、
包装と梱包作業は、この事業の意義をかみしめられる貴重な瞬間。

もうしばらくは、店長自ら心を込めて手作業で
印刷とラッピング、発送手続きを行いたいと考えています。

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