2015年5月1日金曜日

ネットショップ見学

大手ネットショップの物流倉庫を見学させていただく機会を得ました。

愛知県よろず支援拠点でのセミナーがきっかけで知り合った方から「倉庫管理システムを導入したので見においで」とのお誘い。
私は製造業担当SEとして倉庫管理パッケージシステムを一通り勉強し導入した経験もあるので、興味津々でとても楽しみにしていました。

当日は、同じ経緯で知り合った別業種の大手ネットショップオーナーさんも共に訪問しました。
じっくり見学させていただき、お話を伺い、様々なことを学びました。学んだことをまとめると。

<システム>
・ネットショップ用のパッケージは、他のサービスとの連結が重要
・在庫管理の考え方の基本は製造業と同じ
・JANコードを使って商品管理(SKU-ID=JANコード)

<ラッピング>
・包み方は「これが最も効率よいだろうな」と思われる包み方を採用されていました
・シール・リボンの選び方も、私の研究結果とほぼ同じ
・包装紙はメーカーさんから直仕入(!)

<商売>
・起業直後はコンサル業を営んでいて、その際にメーカーと特別な関係を構築した
・実績がある大手ショップでも、常に新商品開発と新モールの研究を行っている

<メジャーなパッケージソフト>
ネクストエンジン http://next-engine.net/
ロジザード http://www.logizard.co.jp/
通販する蔵 https://www.softel.jp/


ネットショップ店長さん同士は、様々な情報交換を熱心に実施されていました。
お話の端々から、EC業界の市場拡大と共にショップ運営周辺サービス市場も急成長しているのであろうことを実感。

お客様もショップオーナーも、みんなが日本中で困っている段ボール問題も、そのうち良い解決策がでてくることでしょう。
(どなたか、リターナルな、通箱式ダンボールが巡回する仕組み・システムを実現してください!)


私がギフト分野でネットショップを開業するにあたって「課題だ!」と考え、研究対策したラッピングは、ほぼ合格点。
それよりも私が強化すべきなのは「仕入力」「通販力」「リスクテイク力」だと痛感しました。

旬な業界の最前線を垣間見させていただきました。ご縁に感謝です。

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